保険の学習帳

ほけん薬剤師が保険やお金に関することを勉強していくブログ

保険薬剤師なんていうかっこつけた名前必要だろうか?保険薬剤師と薬剤師の違い

初めまして、こんばんは。

父の日には自分が飲みたいビールを父へプレゼントしている、薬剤師のけんぞーです。

 

皆さん、保険薬剤師っていう名前?を聞いたことあるでしょうか。なんだか薬剤師の上位互換のような感じを受けますよね。

今回、最初の記事となりますが、自分のプロフィール的な意味も含めて保険薬剤師とは何か?についてお話ししたいと思います。

 

保険薬剤師について

保険薬剤師について簡単に説明します。

保険薬剤師とは、保険薬局で調剤を行う薬剤師のことをいいます。保険薬局は、健康保険制度に基づいて保険の適応を受けることができる薬局のことです。皆さんが病院にかかった後、薬をもらう場所がこれに該当します。健康保険を利用して3割負担などで支払いをしていますよね。

保険薬剤師ではないと、保険薬局で働いてはいけません。普通の”薬剤師”ではだめなんです。

皆さんが普段薬局で見かける薬剤師は、ほとんどが保険薬剤師ということになります。

 

保険薬剤師になるには?

保険薬剤師になるためには、まずは薬剤師国家試験に合格して薬剤師になる必要があります。

さらに、保険薬剤師の資格を取るために試験を受け・・・なくて大丈夫です。登録をするだけで保険薬剤師になれます。

病院内の調剤薬局や、調剤のないドラッグストアでは別ですが、薬局に薬剤師として入社した場合に薬剤師の業務を行うために、すぐ登録をするよう指示されると思います。

しかし、新入社員の場合、この登録がなかなか完了しないんです。4月1日入社だとして、だいたいGW後とかに登録が完了するかなっていう印象です。

それまでは薬剤師の業務をやってはいけないので、事務的な業務をすることになります。

この時期に筆者が身に着けた神技は、患者さんのカルテ(紙薬歴)を秒速で見つけて用意することです。ただ、今は電子薬歴になったのでこの神業は封印中です。

 

その他、保険薬剤師で注意すること

保険薬剤師で注意しなければいけないのは、例えばチェーン店で他の店舗(都道府県をまたぐ)に異動をしたときです。

同一都道府県内ならいいのですが、異動する店舗が都道府県をまたぐ場合は、その新しい都道府県で再度、保険薬剤師の登録が必要です。

ただし、応援などで一時的(主に従事する薬局よりも労働時間が短い)に他の都道府県で働く場合は登録は必要ありません。

 

まとめ

保険薬剤師について、ざーっと説明してきましたが、保険薬剤師っていう名前はほぼ浸透していませんね。なので、こんなかっこつけた名前は無くしていいんじゃないかって思います。なんなら登録薬剤師とかでよさそう。

これからは、保険のことを勉強している筆者みたいな人を保険薬剤師って呼びましょうか。なんてね。